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ラニーニャ現象のせいなのか厳しい寒さが時を定めることなくやってきますが、子ども達は朝早くから寒風の園庭を走り回っています。その遊びを見ているとずいぶん成長した子どもの姿があります。
積み木で一人遊びをしていたうめ組の子ども達が、今では友達と交互に積み木を積み、家や電車を作っています。順番待ちでけんかをしたり文句を言ったり、また、できあがりに満足せずにトラブったりしていますが、自分達でなんとか解決しようとする姿も見られます。
外では一輪車(砂を運ぶおもちゃ)を裏返しにして園庭いっぱいに太い線や細い線を引いたり直線や曲線を試したりと実に楽しそうです。重さがないとうまく描けないのか一人が重石になって押さえたり、二人で重いハンドルを握りながら引っ張ったりしながら線の形のおもしろさを楽しんでいます。
日だまりの集団に声をかけると「家族ごっこ」という声が返ってきました。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、子どもの他に犬もいます。女の子がお父さんになったり男の子がエプロンをしてお母さんになったりと本当に屈託がありません。
一人遊びから二人・集団遊びへと移っていく過程では思いやりはもちろんですが、けんかや意地の張り合いもいっぱいあり、幼い子どもにとっては自分の思い通りにならないことだらけだったと思います。しかし、その現実ではどうにもならないという経験や、共同することの楽しさが人間関係を構築していき自立心を育てると言われています。
嘉瀬幼稚園では、これからもこのような経験をいっぱい積んで、たくましい子でもに育ってくれることを願って子ども達を支援していきたいと思っています。
園長 富吉ゆきえ
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